共同治験

共同治験

共同治験体制

2013年3月より、厚生連病院治験ネットワークでは、加入する厚生連病院が『厚生連(JA)』という同一医療グループならではの利点を活かし、手順や様式などを統一して『あたかも1つの医療機関の様に』同時並行的に治験を実施する共同治験体制に取り組んでおります。
2017年2月には、治験関連文書を電磁的記録として取り扱うための手順書を設置するなど、新たな取り組みも行っています。

効率化・標準化への取組み

昨今の治験情勢に則した実施体制を整えるべくSpeed・Cost・Qualityの3方面にて効率化に取り組んでおります。
更に、治験ネットワーク加入医療機関があたかも1つの医療機関として機能するためにSOPの統一化や必須文書の一元管理などを加入病院に推奨しております。

Speed

  • 各種調査や見積交渉の一括窓口による迅速化
  • 契約書等の治験に関する手続きの一元化による迅速化
  • 依頼〜FPIまでの短縮化の取組み

Cost

  • 必須文書の一元管理によるモニタリングのコストダウン
  • 各医療機関の治験費用の適正化

Quality

  • 正確な施設情報の提供
  • 同一治験を実施する複数施設間で組入れ注意事項、逸脱防止策などの共有
  • 定期的な研修会や情報交換会などの開催
  • 契約症例数の達成意識の啓蒙活動

ネットワークとして統一している範囲

手順SOPやIRB-SOP など
費用研究費や治験薬管理費 など
様式契約書式や同意説明文書 など
IRB厚生連病院共同治験審査委員会にて一括審議
治験事務局厚生連病院治験ネットワーク事務局による一括支援

厚生連病院治験ネットワーク様式の標準業務手順書、契約書等の各種院内書式の設置を進めています。
各医療機関における手続きを統一化することで、複数医療機関で治験を実施した場合にも円滑に手続きを行えます。治験ネットワーク会員施設共通の各種手順書については、以下のページを参照ください。

受託実績

治験ネットワークでは幅広い領域の治験を受託しております。
詳細は以下のページよりご確認ください。